土台が変わればスイングが変わる
足の使い方はスイングの根本を握っている
ゴルファーにとって足の使い方の重要性がどの程度のものか、正しく理解している方が本当に少ないと感じます。7割くらいの方が、足裏のコンディショニングを行うことによってスイングが大きく変化します。それなのに、スイング理論の中に足の使い方を書いているものはほとんどありません。理由は「地味だから」かもしれません。
おそらく現代の生活の中では、足裏の内外のアーチを自在に使える方はほとんどいません。しかし、スイングの中では内外のアーチをしっかりと使い分けなければ、股関節のスムーズな運動をすることは不可能です。極端に言えば、偏平足で良いスイングは絶対に出来ませんし、仮に強いスイングが出来たとしても膝や腰のケガが確実に起こります。
土踏まずを意図的に作れるように訓練すると・・・
足裏コンディショニングを行い、自在に土踏まずを作ることが出来るようになると、股関節の内旋と足首の回内という動きが連動して起こるようになります。これは、身体に対してつま先を内側に向けるという動きです。どこに必要かというと、テイクバック時の右足と、インパクトからフォロー、フィニッシュにかけての左足です。
打った後につま先が開いてしまう選手。インパクト以降、足の内側が浮いて不安定になってしまう選手。これらは土踏まず、つまりアーチを自在に作ることが出来てないことが多いです。
土踏まずを自在に作る訓練を行うと、安定した足の上でスムーズに骨盤が回旋運動を行うことが出来るため、捻転の動きもより柔軟に、パワフルになり、飛距離アップだけでなく、スイング軸の安定、つまりコントロールアップにもつながるのです。
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