仕事や勉強にも言えることですが、、、
この答えはただひとつ、「成果主義」であるかどうかです。
こんな質問をする選手は伸びません。
「このストレッチ、どのぐらいやればいいですか?」
いつも私が答えるのは
「自分が必要とする可動域が得られるまで」
です。
ストレッチなら筋肉が伸びて可動域が広がるまで。
トレーニングなら筋肉に傷がつく、疲労が溜まるまで、要するに限界まで。
これが正解です。
「目安」の嘘
トレーニングなどの本を読むと、1日3回、15回を目安に行いましょう♩
と書いてありますが、この基準は無理やりライターに「目安を読者が欲しがるので、教えてください」と言われて仕方なく書いているのです。
筋力トレーニングの根本的な考え方に、
10回で「限界になる」重さで10回を3セット
というような表記があるのは正解です。
限界まで追い込む重さの設定があるからです。
しかしウェイトではなく、自重を使った体幹のエクササイズなどは、はっきりいって20回そこそこではまったく限界に達しません。
人によって50回だったり、ちょっとやっている人なら200回くらいは出来てしまいます。
それであれば効果が出るのは200回の限界点なのです。
ストレッチなんて、柔らかくなるまでやらなければ30秒くらい伸ばしても無意味です。
さーっと10種目を20秒くらいずつやるのであれば、ちゃんと柔らかくしたいところのストレッチだけを5分くらいかけて(柔らかくなるまで)やる方が良いのです。
やったという達成感に浸るのではなく、柔らかくなったという成果にフォーカスしなければ、いつまでたっても何も変わりません。
動作改善の絶対条件は「無意識化」
これを意識して打ったら上手くいったから、明日のラウンドは同じ意識で行こう!
で、うまく回れた方、いらっしゃいますか?
恐らく90%くらいはこれで失敗します。
意識している時点でもう打てないのです。
大切なのは、改善したいポイントが改善される、つまり無意識に動いてもそうなるまで反復練習をして、意識的な動作を「無意識化」しなければならないのです。
獣医の先生に聞いたところ、動作は4万回で習慣になる。
つまり無意識化するということです。
それだけの動作改善のための反復練習、出来ていますか?
動作改善で言えば、無意識化こそが成果であって、意識して動いてナイススイングではまだまだなのです。
「成果主義」
そこに拘ることこそ本当の努力ということになります。
自分としては「頑張っている」のに…
は、もうやめましょう。
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