脚の長さを変えることで骨盤の回転を生む

骨盤を回転させるためには脚の長さを変える必要がある。

テイクバックでは右脚が長くなり、インパクトに向かって左脚が長く、右脚は緩み、フィニッシュに向かってまた右脚が伸びていく。

30のレシピ・プログラムで詳細に解説をしていますが、下半身の動作を3段に分けて考えます。

テイクバックまでの、右脚が長くなりながら骨盤が右を向く動作が1段目。

インパクトに向かって左脚が長くなり、右脚が緩む動作が2段目。

フォローからフィニッシュに向かって右脚が伸びる動作が3段目。

なぜこのように脚の長さを変えなければならないのでしょうか?

骨盤が水平の回転ではなく、前傾した状態での回転だから・・・

前傾した状態で骨盤をその場で回転させるためには、テイクバック時に左の骨盤(腸骨)が下がり、右の腸骨は上がらなければなりません。

つまり左の腸骨は地面に近づき、右の腸骨は地面から遠ざからなければ、骨盤の前傾回転は不可能ということになります。

その骨盤の高さを、膝や股関節、足関節の動作によって脚の長さを変えて変動させているのです。

私が指導する中で最もうまくいっていない方が多いと感じるのが2段目です。

インパクトに向かって右脚が緩むように使える方が圧倒的に少なく、これがスエーの原因となっています。

左膝は伸ばしていって(スラストアップ)右膝をいったん緩めることによって、インパクト後の骨盤の回転力をさらに高める、3段目が生まれることになります。

しかしたいていの場合は右膝が緩まず、インパクトの時には右膝が伸びきってしまい、腰の位置がただ左に平行移動した形になる方が多いのです。

これを改善するだけで7番アイアンの距離で15ヤードほど伸びる方も見てきました。

それだけ骨盤の回転をスムーズに、かつ強くすることがスイングスピードに影響します。

これらを行うためにも、関節可動域や筋力バランスを向上する身体の改善は絶対に必須です。

2段モーションを習得し、正しい3段モーションを手に入れるためには、足裏から足首による回内・回外、そして股関節の内・外旋などの動きが非常に重要だからです。

根本からスイング改善をしたい方は、解剖学的に身体改善のアプローチ方法をまとめた、下部で紹介している「30のレシピ・プログラム」にぜひ取り組んでいただきたいです。


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