これは完全に個人的な意見でかつ雑談なので流していただきたいのですが、よく聞くこのフレーズが嫌いです。

「ゴルフは飛距離より正確性」というもの。

 

確かに、正確性がスコアの大半を占めるので、ある程度は正確性の方が大切ということには文句ありません。

ただ、バックティの平均全長が、日本は6700ヤードくらいに対して、4大メジャー大会は7500ヤードです。

はっきり言って競技が変わります。

単純に18で割ってみれば、

6700ヤードの場合は372ヤード。

7500ヤードの場合は416ヤード。

 

距離じゃないって言ってる人が240ヤード飛ばした時に、残り何ヤードですか?という話で。

日本のコースなら132ヤード。

これはまだ寄せられる距離です。

4大メジャー大会なら176ヤード。(ドライバー240ヤードであればユーティリティの距離ですね)

グリーンには乗るかもしれないけど、ピンに絡むショットを打つには難しい距離。

ですよね。

 

何が言いたいかというと、日本の大会は飛ばなくてもそれなりに勝てる。

 

メジャーに言ったらドライバー平均で300ヤード近く飛ばないとバーディが取れない。

 

そんな条件違いの中で、飛距離より正確性だと言っていたら、いつまでたっても日本のプロは飛距離を伸ばすことにこだわりを持たないし、トレーニング内容も甘くなる。

フィジカルトレーニングよりも技術練習に重きをおく。

 

海外で勝てない。

ゴルフ人気が下がる。

 

ここまではプロの話です。

 

アマチュアで言えば、飛距離じゃないって言ってる上級者が、いつも白ティから回ってたりすると、同じ話ですよね。

230ヤード飛べば残り120ヤードとか、そんな感じですから。

 

まぁしかし、生涯スポーツという観点で考えれば、パワーがなくても良いスポーツであり続ける方が良いかもしれません。

と言いながらも、「飛ばなくなったら楽しくなくなった」っていう声も多いわけで。

やっぱり辛い思いをしながらもフィジカルトレーニングを頑張っている人は飛ばしの醍醐味を長く味わえるし、

プロであればもっと距離にこだわっていけるようなコース設計に変えていかないと、

いつまで経っても海外で活躍する選手が増えていかないですよね。

 

松山選手はさっさと海外に拠点を移してやっぱり正解だったと思います。

 

日本の短いコースで勝つゴルフとは、競技が違いますから。

 

単純に、飛んだら楽しいから、飛距離も大切ということを唱えていきたいです。

 



書籍版ゴルフスイング物理学
縦書き文書.001