骨盤の運動に関与する梨状筋、外旋六筋

テイクバックの右足、フォローの左足は内旋する

骨盤のスムーズな回転によって背骨に軸が生まれますが、骨盤の回転には股関節の内旋、外旋という、ひねりの動きが重要な要素となります。

テイクバックからインパクト、フォローにかけて、

右足は内旋から外旋へ
左足は外旋から内旋へ

運動します。

内旋が得意なタイプは、骨盤の運動はスムーズに行えますが、回転の強さに欠けるタイプが多い。

外旋が得意なタイプは、骨盤の運動がスムーズに起こせず、肩の回転不足によるミスが出やすい。

という傾向があります。

梨状筋や外旋六筋の柔軟性

これらの筋肉は、股関節を外旋させる筋肉であるため、硬くなると内旋がしにくくなります。

スイングの中で骨盤がうまく動かせないという方は、梨状筋や外旋六筋の柔軟性をつけるための、ストレッチやトリガーポイントセラピーなどを行っていくと効果的です。



縦書き文書.001
書籍版ゴルフスイング物理学