スネを使えば骨盤が動く

骨盤の回旋に必要な足首の動き

スネの弱いゴルファーは、骨盤の動きが妨げられてしまいます。

まず骨盤の回旋というものを考えると、ゴルファーはスパイクを履いて地面に足を固定し、その上で身体を動かすことになります。

足を固定し、骨盤を回旋させる。

逆を返すと、骨盤から見て足を逆方向に回旋しているということになります。

つまり、足を内向きに捻る動作が出来なければ骨盤をスムーズに回旋出来ないという訳です。

その中で、回旋の半分は股関節の内旋による動き。

もう半分は足首の回内という動きが担っています。

足首の回内に使われるのがスネ

この骨盤からみて足が内を向く動きに重要な、足首の回内という動作で使われる、前脛骨筋や後脛骨筋が弱いゴルファーが非常に多く見られます。

目を肥やせばスパイクを履いていても、動作からこのスネの動きを見ることが出来ます。

ちなみにマキロイは非常に足首の回内の動き、股関節の内旋の動きがスムーズで、フォローやフィニッシュで足が骨盤に対してほぼ90°内を向くことが出来ます。

これもスイングバランスが非常に良いことの一員です。

エクササイズ方法は、内側アーチを上げた状態でのトゥレイズということになりますが、詳しくはセミナーなどで直接お伝えしたいと思います。

参考までに…



縦書き文書.001
書籍版ゴルフスイング物理学