良い軌道で打てていればテイクバックは速い方が良い
ゆっくり上げても百害あって一利なし
昔から良く言われるのが、テイクバックはゆっくり上げましょうという指導法。
正しい軌道でスイング出来ていれば、テイクバックをゆっくり上げるメリットは考えられず、むしろデメリットの方が多い。
デメリット
1.アドレスのイメージが消えてしまう
構えたときに「こうやって打とう」というイメージを作って、バックスイングをゆっくり上げている間に、インパクトのイメージが消えてしまう。
意識下の動作では再現性が低くなってしまい、かえってミート率の低下に結びついてしまう。
2.スイングスピードが上がらない
効率的にスイングを加速させられる選手は、トップから振り出しているのではなく、テイクバックの力も加速に使っています。
つまり、テイクバックのエネルギーもインパクトにうまく使うことが出来ているのです。
ポイントは8の字スイングにあり
スイングを1つの振り子による往復運動と捉えてしまうと、テイクバックはただトップに持っていく過程にすぎません。
それであればゆっくり上げた方が、自分の思った位置に上げていけます。
しかし、スイングを1つの円軌道、8の字を描くスイングとして捉えると、テイクバックも加速の一部であると捉えられます。
オーバースイングの予防に
往復スイングをしている限り、オーバースイングにならないと物理的にヘッドが返ってきません。
8の字スイングであれば、加速距離を約2倍に伸ばすことができるため、オーバースイングしなくてもコンパクトに、強くインパクトすることが出来ます。
詳しくはセミナーや、30のレシピなどで解説させていただきます。
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