タイトルに続編と書きましたが、べた足に関する記事の続きです。

ひとつ発見がありましたので記事にします。

基本的に足、膝、股関節の使い方というのは、骨盤の回転に対して作用させることによって身体の回転力を高め、スイングスピードを上げることにつなげていきます。

さらにインパクトの瞬間では遠心力がかかり、ヘッドに強く身体を引っ張られることになりますから、そのときには左半身が背中上方の方向に力を発揮していなければならず、身体の回転は止めずに使うのが物理的には有利な使い方となります。

さて、その使い方を行う上で右膝がどのような運動をすべきかというところ、今まであまり触れてこなかったので解説します。

 

骨盤が傾いたまま回転するということは、左に骨盤が回転していくときは、左側が背中上方の方向に動き(スラストアップ)、右側は腹側下方に動かなければなりません。

この動きをする上で、右膝が伸びるタイミングが早すぎると腰がスエーしてしまいます。

べた足のところで「右股関節は外旋・伸展」と解説しましたが、その動きの前に、インパクトに向かってはやや膝が曲がっていく動きが必要になってきます。

これをすっとばして解説してしまったので、少し語弊があったかと思います。

また詳しくは「30のレシピプログラム」や、電子書籍の方で解説していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。



縦書き文書.001
書籍版ゴルフスイング物理学