やっぱり捻り。そして手は出さない。

先日、初めて松本にお越しいただいた男性がたった2日間の指導で飛距離が50ヤード伸びたことには、私自身も正直驚きました。

50ヤード伸ばせるというのは、元々のスイング自体が「振る」ということの原理が少し違っていただけのことで、筋力アップを2日で出来るわけはありませんし、ちょっとしたコツを掴んだだけのことなのです。

それだけ、「振る」ことの原理というのはスイングにおいてとても重要で、特に飛距離には大きく影響してしまいます。

元々のスイングはいわゆる手打ち。

身体の回転が止まり、手首が早めに返ってしまい、インパクト付近ではクラブと腕が一本の棒になって動いてしまっているスイングでした。

いかにして肩の回転速度を高めるか。そして手でヘッドを返すようにして打つのではなく、回転によってグリップエンドを高速で引くという動作を身につける、という2点だけ。

骨盤や足の使い方なども、結局は肩の回転速度に影響しなければ意味がないのです。

ちなみにボディーターンを意識したスイングで失敗してしまう方の多くは、肩の回転と骨盤の回転が同方向になってしまい、捻りの運動ではなくなってしまっている方が多いのではないかと思います。

体格などの割に全然飛ばない!という方のために

恐らく、この飛ばしのコツを知らないゴルファーは、体格の割に明らかに飛ばないという状態に陥ってしまっています。

ドライバーの飛距離が男性で200ヤード前後、女性で130ヤード前後ともあれば、コツが分かればもっともっと飛ばせるはずです。

そのコツを伝えるプログラムをご用意いたしましたので、直接指導、または動画配信にてご案内させていただけたらと思います。



縦書き文書.001
書籍版ゴルフスイング物理学