もしかしたら差別的な表現になってしまいますが、自分に指導者・レッスンプロの見つけ方について重要な項目を上げるとすれば、「IQ(知能指数)が同じくらいの人」ということもそのひとつかもしれません。

ある学者の話によれば、IQが30以上差がある人とは、双方円滑なコミュニケーションを取ることができず、コミュニケーションを取ることをやめてしまうと言います。

これについては恐らく多くの方が経験しているのではないかと思います。

自分より頭が良すぎる人と会話をすると、その人の言っている意味が分からないというのは想像できます。

逆に、自分より頭が悪すぎる人(はっきり言い過ぎですが)と会話をしても、同様に言っている意味が分からなくなります。

頭の良い側からすると、「なんでこんなことも分かってくれないのかな」「いや、そんなん普通に考えたらこうでしょ」「今更何を大発見したかのように言っているのか」「全然理屈が通っていない」「話がまとまってない」とイライラしてきますし、

頭の悪い側からすると、「もうちょっと簡単に説明して」「理屈っぽい」「難しい」「よくわかんないからドーン!でいいでしょ」とか。

普段使っている言語が違いすぎるというのが、ゴルフレッスン中にも当然のように問題になってくるのです。

恐らくゴルフをされる方の大多数を占める、頭の良いビジネスマンにとって「ひゅっと上げてドーンですよ!」「すっと上げて演歌歌手!」「ボールを投げるみたいにアプローチ!」では全く理解不能。

ということで、自分に合う指導者・レッスンプロを探す方法のひとつとして、とりあえずゴルフ以外の話でもなんでもコミュニケーションを取ってみて、円滑に会話が進むかどうか。

話していて楽しいかどうか。

使っている言語レベルが同じくらいかどうか。

そんなところで判断してみても良いかもしれません。

私より30以上IQが高いと思われる方は、合わない可能性が大なので見捨ててください。(泣)



縦書き文書.001
書籍版ゴルフスイング物理学